途中、新幹線が運行停止するという大ハプニングに見舞われ、
大幅に遅れて会場のつくばのホテルに到着。
「こんなに遅れてしまって大丈夫かな…」
私たちの不安は、ピークに達していた。
しかしその不安は、会場の大会議室に入った瞬間、参加者のみなさんの温かい拍手、そして河原塾超の、
「いらっしゃい!来れてよかったね!」
の言葉と握手で、一気に和らいだ。
「さあ、遅れを取り戻そう!」
すでに電車内で勉強する体制を保ってきた2人は、瞬時に会場の雰囲気にとけ込むことができた。
実は、これには河原塾超の特別な配慮があった。
止まっていた新幹線の中で、不安な気持ちでいる私たちのために、会場から合宿の様子を配信してくれていたのだ。
「姫路たつの校の2人が東京の火事で新幹線が遅れ、まだ来れないでいる。たかし!まい!みんな待ってるからな!」
携帯で配信を見ていた私たちは、塾超の声に大きく励まされ、不安な中でも集中力を保つことができた。
また、1日目の夜、遅れてきた私たちのために、塾超による個別のマインドセットの時間が与えられた。
「DRC特殊コーチング」の達人である河原先生の話を間近に聞く2人。
この後、彼らの目がさらに輝きを増したのは言うまでもない。
遅れてよかったとさえ思える、そんな瞬間だった。
続く