いよいよ受験シーズンだ。
すでに私立受験を終えた地域もあるようだが、こちら(兵庫)は10日に私立、14日に公立推薦、そして3月12日に公立一般入試が行われる。
本番まであとわずか、こうしてはいられない!すぐに入試の過去問をガンガンやらなければ!
と、思っている人、ちょっと待て。
それは本当に、今あなたがしなければならないことだろうか?
ちょっとテストしてみよう。
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問い:次の日本語を、英語に直しなさい。(1つ1点、65点満点)
①月の名前(1月〜12月)
②曜日(日曜日〜土曜日)
③数字(1〜20、100、1000)
④序数(1番目〜20番目)
⑤季節(春〜冬)
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できたら、答えあわせしよう。
解答:
①January February March April May June July August September October
November December
②Sunday Monday Tuesday Wednesday Thursday Friday Saturday
③one two three four five six seven eight nine ten eleven twelve thirteen
fourteen fifteen sixteen seventeen eighteen nineteen twenty one hundred
one thousand
④first second third fourth fifth sixth seventh eighth ninth tenth eleventh twelfth thirteenth fourteenth fifteenth sixteenth seventeenth eighteenth nineteenth
twentieth
⑤spring summer fall winter
はい、どうだった?
はっきり言って、1個でもミスった人は、まだ過去問をするべきじゃない。
「え〜!1個ぐらい大したミスじゃないでしょー!」
いや、大したミスだ。
上の単語は、受験生なら文字通り、「いつでもどこでも」正確に書けなければいけない単語ばかりだ。
このような単語が、長文やリスニング問題で聞かれたとき、もしミスれば、正答率90%以上の「みんなが解ける問題」をミスしたことになる。
それこそ1点で明暗を分ける本番で、このことがどんなに危険なことか、考えれば分かるはずだ。
「本番はちゃんと書けるし」
いや、逆だ。
今のような、リラックスした状態でも間違えるようでは、入試当日の、場所も雰囲気も初めての、あの極度に緊張した状況で、普通に解けるはずがない。
分かるだろうか。
本番でうっかりミスを防ぐには、上記のような超基礎単語は、「考えずに100%書ける」レベルにしておかなければならない、ということなんだ。
数学の公式、社会の重要語句の漢字など、すぐに、確実に出てくるだろうか?
やみくもに過去問をやる前に、まずはそのような「超基礎事項」をしっかり覚えるべきだろう。
脳は正直だ。やったらやっただけ答えてくれる。
では、すぐに行動だ!
入試までの残りの時間を有効に使おう。Good Luck!